日勤だけの介護職で働くメリットや注意点

需要の増加に伴って介護職の選択肢も増えていますが、勤務地によって働き方は大きく異なります。
中でも希望をする人が多いと言われるのが日勤だけという働き方です。
デイケアや訪問看護などの日勤だけの仕事に就く大きなメリットに体調管理のしやすさがあります。
大半の所が朝出勤をして夕方に退社という流れになるので、同じ生活サイクルで過ごすことが可能です。
夜勤を含めたシフト勤務のように、就寝時間がバラバラになることで体内時計が乱れてしまうという心配がありません。

日勤のみの仕事は、子育てのしやさも魅力の一つです。
育児と仕事を両立しながら働く場合、子供が自宅にいる夜間に勤務をするのは難しいのが実情です。
他の人がシフト勤務に就いている中、子育てを理由に無理を言って自分だけ日勤だけという働き方をすれば職場の人間関係が悪くなることもあります。
元々夜勤のない職場であれば同僚や上司から不平不満を言われることもなく両立を図れるので安心です。
このようなメリットがある一方で、日勤だけの仕事にはデメリットもあります。
その一つが収入への影響で、夜勤による別途手当ての支給がないのでシフト勤務の人に比べると給料が安くなりがちです。
介護職は業種全体の平均収入より若干低い傾向があります。
特に短時間勤務の仕事では生活が厳しくなるケースも少なくありません。
生活が厳しい人は上司の許可を得て隙間時間を利用して副業をする、専門の資格を取ってキャリアアップを図るといった対策が必要になります。